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通勤だけどセブン

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2006年 06月 14日

スーパーセブンの魅力

「粗野で、頑固ではあるが、
これほど徹底した本物の、信じられないくらい
スポーツカーの悦びを味合わせてくれる車は他に無い」



「小型飛行機とモーターサイクル(単車)の魅力を併せ持つ車」



以前ご紹介した、「LOTUS SEVEN スポーツカーの原点」
という本から、(無断で)いただいた
印象的な文章です。


その他、


「スポーツカーという定義が曖昧なものにもかかわらず、
そうよべる車は少ない。
ひとつには、その定義が時代とともに変わっていくことが上げられる。
1960年代の初め、セブンこそまさにスポーツカーと
いう言葉にぴったりの車であった。
セブンは最初からレースに出場するために
設計されたのであって、
一般公道での使用は二の次であった。
ロードテストではスーパーセブンを
「スパルタン」とか「質素」とか評したが
これは当然であった。
セブンは一般公道を合法的に走る為に、最小限の装備を
そなえたレーシングカーに過ぎなかったからだ。
スーパー7のオーナーが公道で得意な顔をしているのも
スーパー7がナンバーを付けたフォーミュラ・ジュニアや
クラブマン・レーサーであることを知っているからだ。」



とか、



「外観が美しいわけでもなく、運転も楽ではなく、
セブンを運転するのは変り者としか思えない。
しかし、愛好家は新車、中古を問わず、
動かなくても、分解した状態のセブンでも探し求めて
手に入れている。
この熱心さゆえに1960年代に消え去るはずだった
スーパー7は、ロータスが放出しても、
法律で禁止されても(排ガス規制による)、
プラスチックの固まりに生まれ変わって
サンドバギーの烙印をおされても(タイプ4の事ですね)
生き延びて来たのである。」


僕の心にビンビン響く文章です。


歴史をひもとくと、
裏庭で組み立てるキットカーとして始まり
(実際、当時のカタログに12時間あれば完成するって
書いてあったそうですが)
それからの長い長い道のり、
ユーザーの汗と涙に彩られた
感動的ですらある
スーパーセブンのヒストリー。


絶対に…このシフトは手放したくない。

しかし、

妻のため息も…

気になる所です。

スーパーセブンの魅力_f0103831_1740288.jpg


by taitei39 | 2006-06-14 14:35


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